趣味の換気扇交換再び

トイレの換気扇がついに寿命を迎えたようで、動かなくなってしまいました。
ほぼ24時間動かしっぱなしでしたし、表面のホコリはときどき取っていたというものの、あまり普段からメンテナンスするようなものではありませんので、ホコリが引っかかって回転が偏心しベアリングに負荷がかかったのだろうと思います。トイレは臭いがこもるので壊れたままにしておくわけにもいかず、交換作業に踏み切りました。
とはいえ換気扇交換はこれで2回目、それなりに手順がわかっているので今回はずいぶん気楽です。

まずはどういう規格の製品か調べます。こういうタイプはパイプファンと呼ばれる製品のようで、換気用のパイプにはめ込んで強制排気するための装置のようです。
また既存設置ファンの型番からパイプの径は20φと判明したので、あとはこれに合う商品を探します。
探す場所は前回と同じタカラショップ。各種の換気扇が安く通販で手に入れられます。

で、ついで自分の趣味のために壁に設置した換気扇も故障していたので、交換のために購入します。こちらの換気扇はプラモ作るためのスペースに換気のために目の高さに設置したものですが、子供生まれてからは全く作る暇もなく、単に事実上書庫となった部屋の換気のために動き続けていたものでした。本来の目的ではないものの、こもる湿気を抑えるため重宝していたのですが、やはりほぼ24時間動かした結果、数か月前に動かなくなってしまったのですが緊急性が低いのでほったらかしにしていたのですね。こちらはごく一般的な換気扇ですが、羽の大きさ・外形の大きさから、25cm仕様のものであることを確認して購入。

これが今回購入したファン。

今回はどちらも配線がコンセントなので電気工事は必要なし。楽でいいですね。
まずはトイレのパイプファンの取り外しから。コンセントを抜き取りねじを外して抜き取ります。ま、外すのはエントロピー増やす方向だからね、特に何の資料なくてもなんとかなります。

カバーを外して、壁に打ち込まれたねじを抜いたら、もうファン本体は引き抜けます。


でまあファン抜いたらこんな感じ。うわ、汚い。そりゃ壊れるわ。

あとは新しいファンを差し込んで壁に固定すりゃいいだけのはずだったんですが、いざ取り付けようとするとひっかかってはいらない。パイプの中を見ると、ビスが2本飛び出ている。どうやらこの2本でパイプを壁内側の柱に固定していた様子。普段目に見えないからいいんだけどさ、結構いい加減な施工だよね。こういう細かいところで工務店の腕が見えてきます。

新しいファンがセットできないのは困るので、仕方なくビス抜いてみましたがパイプの遊びを確認したけど問題なさそうなのでこのまま取り付け。しかしパイプの中に圧力かかるので、ビス穴が開いたままだと壁の内側にも排気が回ってしまう。それはいかにもよろしくなさそうなのでビス穴を埋めることにします。塩ビパイプ用の接着剤、探したらありましたのでこれを使用。いろいろ持っているな、自分。

さて、ビス穴の接着剤が乾くまでの間に、もう一つの換気扇を交換開始。

これも適当に取り外し。外すポイントが見つからなくてこまったけど、捨てるものだから壊れてもいいと遠慮なく、まず羽を外した後に力任せにカバーを取り外します。

同じく壁に取り付けたビスを取り外し、手前に本体を引っ張って引き抜き。

新しい換気扇をはめ込み、ビス入れて外のカバーを取り付けて完成。簡単ですね。わずかに10分弱の作業。

そんなことしているうちに、接着剤がそろそろ乾いたころなので、トイレのファンのセット作業に戻ります。
といっても、ファンをパイプ穴にはめ込んで、壁にビス止めして、カバー取り付けるだけ。

ビス止めすると、ごくわずかにファンの下側が壁から浮かんでしまいます。パイプがまっすぐ横になっておらず、やや下を向いているのでしょう。この場所を工事した人、腕が悪かったな。*1ま、むりやり押さえつけてカバーを取り付けるとよくわからなくなりました。

とはいえ、カバーはめ込んでみるとコンセントプレートとの間の余裕がほとんどない。まるで測ったかのような設置位置ですが、ほんとうにたまたまです。パイプ穴の大きさしか確かめていなかったけど、本体の設置位置的にはぎりぎりでした。あらかじめ本体のサイズもちゃんと調べておくべきでした。

結果よければすべてよし。動かしてみると音も静かで快適です。

前回の交換作業にくらべると、電気工事が必要ない分簡単なものでした。10分もいらない。
というわけで誰かの参考になれば、と。

*1:一般的な施工方法とご指摘有ったので訂正します。素人が軽い気持ちでdisってしまいました。お詫びします。実は内装関連であちこち問題があって、少し懐疑的になっておりいろいろと決めつけしていました。