鼠よりも球

このたび購入したノートPCは当然ながらPadなので、もっと使い勝手の良い入力装置がほしくなりました。
特にノートはどこでも使えるので、逆にマウスを動かすための机のスペースをいつも確保できるとは限らないことから、机の面積が必要ないであろうトラックボールを導入しようと思い立ちました。もともと自分の周りにはディープなトラックボーラーが数名いて(というかトラックボールを使おうと考える人は基本的にディープだ)、使いこなしている姿に昔からちょっと憧れがありましたし。

しかし、いまどきトラックボールはどちらかといえばマイナーな機器。あまり選択の余地がありません。
いろいろ口コミみていくと、トラックボーラーにもいろいろと流派がありますがディープな人ほど親指操作タイプは評判が悪い。
というわけで人差し指や中指で操作しかつ両手どちらでも使えて、そこそこの値段の製品として現在手に入りそうなものとして、選んだのがこれ。

LOGICOOL トラックマン トラックボール マーブル TM-150

LOGICOOL トラックマン トラックボール マーブル TM-150

有線ながら使用者の評判もいいです。で、届いて開けてみると・・・思ってたよりもでけえ。トラックボールはその商品の性質上マウスよりも一回りほど大きくて安定感があるほうがいいのでしょうが、それにしてもノートで使うにはちょっと大きかった。現物みれないまま購入するのがネット通販の恐ろしさですな。
 
で,とりあえずデスクトップに接続してつかって見ると,これがめちゃめちゃ快適です。カーソルの動きは遅め,加速は高めに設定しておくと,評判どおり細かい操作と画面全体を走り回る操作が良い感じに混ざり合います。
ホイール機能が無いのが玉に瑕(ま,トラックボールだからね)ではありますが,小ボタンに Universal Scroll 機能を振り分けたり, Universal Scroll が効かないアプリでも左右同時クリックでスクロール機能追加できる「TrackScroll」を常駐させておけば,ブラウジングも至極快適です。ああ,こりゃ良い買い物したわ・・・と思わず当初の目的を忘れそうになりました。

というわけで,もう一度最初からノート用のトラックボールを探索。
昔から個人的には入力インターフェース機器類はLogicoolMicrosoftのファンです。そう,Microsoft(が買収した子会社?)もいい仕事するんですよね。あと他にはトラックボールならばKensingtonなどの有名メーカーもあります。が,それらを除くとあまり食指が動かないのも事実。
で,似たような製品をたくさん買ってもしょうがないので,あくまでノート用と割り切って使いやすそうな,現時点の定番中の定番の親指ワイヤレスタイプを選択。

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 5ボタン? M570

LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 5ボタン? M570


実際に使用してみると,これはこれで・・・うん,なかなか良いものだ。ドングルが本体の中に収納できたり,ちょっとしたところも良い出来です。

特にノートPCについては部屋でごろごろと横になって立てひざの上に載せて操作したくなることがありますが(怠惰な格好だとは思ってます^^;),そうなるとマウス操作がひどく難しいので,本体を動かさなくてもよいトラックボールはホントにありがたいです。前述の格好をするときは体の横において手をずっと添えているか,キーボードをしょっちゅう使うときは自分のお腹の上に乗せて操作。

こんな感じ。なんでみんなこんな良い入力デバイス使わないのかね・・・とすっかりトラックボールに洗脳された自分ですが,細かくマウス操作して図面書いたりするような用途では,トラックボールの方が断然良いと思いますよ。