会社から,なぜか普段使わないバスに乗ってみる。自宅の近くに停留所がある(とはいえ,その停留所から自宅までは,会社からよりも遠くにあるのだが)のでそこでおりてみようと思っていた。ところがあと2つぐらい手前で,うつらうつらとしてしまう。
目が覚めると,どうも目的の停留所はすぎてしまったようだ。
いつのまにか,後ろの席には会社の後輩のKが乗っている。このまま,検査のため病院までいくそうだ。
今おりてもさっぱりどこかわからないので,このまま適当に乗っていこうと決める。
どこでおりるか悩む。怪しい鳥居が多いところ,どこかの潮の香りの強い港町,狭い路地と赤い郵便ポスト。なんかつげ義春の世界を彷彿とさせる。結局,こじんまりとしたターミナル駅でおりることとする。ワンマンカーだけれども,番号カードが横に長く5つ印刷されて並んでいる。しかも裏表。どの番号を読めばいいのかわからない。もたもたしているとバスの運転手におこられる。
値段もよくわからない。お金を入れると,入れたところからどろどろと黒いインクが流れ出てくる。
お釣りが出てこないので困っていたが,運転手曰く1000円ぴったりだからでてこないのは当たり前のようだ。。
へんな町並みを歩く。怪しい家族(外国人?)がすんでいる長屋の中を通り抜けて行かなくてはならない。
子供たちが集団で自分の荷物を奪ってもっていくが,無事にこの長屋を通過するには荷物はあきらめるしかない。