地の底

昨日は久々に出張でした。
乗った新幹線は「こだま」にもかかわらずN700系。コンセントは使えるし内装は快適だしラッキーと思ったのですが。

走り出してすぐに車内の照明が暗くなったので、まさかこんなところでも節電しているのか?と思ったら、どんどん遅くなって、そのままトンネルに入って停車。薄暗い黄色い非常灯のみがともる車内。
そういえば、照明が落ちる直前に誰かの携帯がピロピロピロ鳴っていた・・・。あああ、地震か。

ゆれたのはかなり遠隔地ではあったが、東京から豊橋まで停電とのこと。よりによってトンネルの中で停車しなくても。

トンネルの中はすごい圧迫感があり、地上で閉じ込められるのとはまた違った怖さを感じました。
ドラゴンヘッド」の作者ってすごいなぁ。とか、潜水艦映画とかで閉じ込められて着底して、乗組員がみなで浮上させようと努力するシーン、こんな感じかなぁ。とかどうでもいいことばかり考えていました。
新幹線のトンネルの壁をじっくりと見つめるという、あまり無い体験もできましたが。

そうこうしているうちに20分弱で停電復帰。乗り換えの電車も全体的に遅れていて乗り継ぎが悪くなかったため、空港に着くのが予定よりも10分ほど遅くなっただけで済んだのは運がよかったんでしょうね。