帰国3日目〜家族サービスデー

正直、ぜんぜん体は休まらないのですが、こんな時でもないとなかなか子供達と遊んでやることもできないと子供の為自分の為、ちょいと遠出。伊豆方面に向かうことにしました。今回の目的地は私の趣味で「伊豆シャボテン公園」と「城ケ崎の吊り橋」に決定です。なぜこの2か所かと言えば、歴代の特撮ヒーローたちが良く闘っている場所だからです。趣味丸出しですが、こうすると自分のモチベーションも上がって、少々疲れていても、行こうって気分になれるのです。

さて伊豆に向かう新しい道も開通し、車に積んでいるナビの地図情報ももう12年くらい前の古いものですので、今回はいつものナビに加えてスマホのgoogle mapナビ情報を使ってみることにしました。そうしたらやっぱりgoogleはすごいですね。行きも帰りも、予想到着時刻がほぼ10分以内です。特に帰りは渋滞にかるく引っかかってしまったのですが、それでもこの精度。常にリアルタイムで交通情報収集してマクロデータを蓄積しているだけのことはあります。ナビとしても何の不便もありません。自分はシガレットから電源を引いているので電池も問題なし。これじゃあナビが売れなくなるわけだ。

さて開園じきに目的地に到着。サボテン公園は宮崎に続いて私は2か所目の訪問。


もはや人気が落ち目なのか、5月連休後で行楽客が少ないのか、かなり人が少なく、かといってガラガラというわけでも無くちょうどいい感じ。天気も適度に晴れ、適度に涼しい絶好の行楽日和でした。噂には聞いていましたが、サボテンだけでなくさまざまな動物がいるふれあい動物園といった場所でしたね。
でも、私にとっては前述のように、ここはいろんな特撮ヒーローが闘ったり悪の組織の秘密基地があったりする所。特に2号ライダー登場の怪人サボテグロンの回はメイン舞台でした。サボテン温室の中を写真撮りながら、あのシーンはどこだろうとひそかに考えるのはちょっと楽しかった。わかりやすいのはショッカー秘密基地として使われた「高原竜の像」ですね。

確かに鳥にしては変なしっぽがあり何じゃこれと思ったんですが、これグリフォン系幻獣だったんだ。ウルトラマン20話でもずばり高原竜ヒドラとして登場します。

ご当地アイスは「サボテンの実アイス」です。サボテン本体の緑アイスは入口に売っていましたが、実の方は施設内部の店で販売。本体のほうも食べればよかったかな。サボテンの実アイスはちょっと酸っぱいイチゴに似た風味でした。

さて、園内を十分に堪能した後で、次の目的地、城ケ崎へ向かいます。ここはさらに多くの特撮ヒーローがアクションを披露する定番ロケ地。私の中で「いつもの橋」「いつもの絶壁」扱いの場所です。手前側の駐車場に停めて山道を散策しつつ城ケ崎まで向かいます。
吊り橋は「門脇吊橋」という名前です。昔のフィルムに比べワイヤーも高くなっていて作り直された様子です。近年のヒーロー達もここで闘っているので、丹念に探せば吊り橋が新しくなった時期を特定できそうですな。

画面で見るのと実際に見るのは大違い。高い橋を渡ること自体はそれほど怖くないですが、この上でアクションする役者はすごいです。また周辺の断崖絶壁具合も半端じゃありません。自分一人ならともかく、子供達を連れているとこいつらが変なことして落ちやしないか気が気じゃありませんでした。うちの奥さん曰く「なぜそんなところにわざわざ連れて行ったの、馬鹿じゃない。」だそうですが、ごもっとも。

ただ子供たちはかなり気に入ってくれていました。特に長女は「一日中ここでぼーっとしてても飽きないと思う。大人になったら一人で来て一日居る。」そうで、喜んでもらえて良かったか。自分が富士樹海に似たような思いを感じたからなぁ。変なところばかり似てしまった。

遅くなると渋滞に巻き込まれるし、翌日は自分が健康診断受けることもあり早々に帰宅、18時前には自宅に到着。夕食はファミレスでまたも外食。南通市は日本食屋は多いので、むしろ帰国時にはうまい洋食が食べたいのだ。だけども、なかなかうまい洋食屋が無くてねぇ。