情人節と元宵節

2/14といえば杉花粉症シーズンの本格的な到来の幕開け、ではなくてバレンタインデーです。
自分の杉花粉症は概ねこの日を境に急にひどくなるのですが、中国では花粉症とは無縁の生活です。他の花粉症持ちの駐在員もこれだけは中国のほうがとてもありがたいと言っています。

さて、ここ中国でもバレンタインデー「情人節」という名前で祝う習慣がだんだんと浸透しているそうですね。日本方式とは異なり、欧米のオリジナルの慣習にあわせてか、「男性から女性へ」贈り物をしたりだのするそうです。こういう分かりやすい習慣は宗教関係なく世界に広がっていきますね。いいことです。

そんな日の夜ですが、営業さんから食事に誘われて市内まででかけました。自分のメイン仕事は現在日本人が私一人なので、どうしても孤立しがちになりますので、ちょっと気にかけてくれたみたいです。ありがたいことですね。
色々と、例えばゴルフとか始めたら?なんてアドバイスもしてくれたんですが、実際のところ私は重度の引き籠り可能人間でして、いまのところ街に繰り出すのも億劫なんですよね。

そりゃ修行僧クラスで他人と接触しないとさすがに精神は病みそうですが、他の仕事上の重度のストレスとかが加わらない限りは、今の所、生活上はそれほどストレスフルってわけでも無いんですよね。他の人の話を聞いていると、食事へのこだわりとかは自分よりもよっぽど強いように思います。

で、なるほど、言われてみればなんとなく若いカップルがいつもより多く、そこら辺にちらほらと見かけます。日本食店もいつもより込み合うそうですが、日本において、ちょっと高めのおしゃれなイタ飯屋に行くとかと同じような感覚なのかもしれません。

いずれにしても自分には関係ないや、と思ったのですが、そういえば日本に一時帰国したときにちゃんと家族からもらっていたのでした。いままで食べるのを待った甲斐があったってものです。

ありがたくいただきまた。ううう、生チョコうめえ。

全体的に中国のお菓子は甘味が少な目です。甘味が強いと好まれないようです。とはいえ、日本のお菓子も売っています。

他にもハイミルクチョコとかも売っていましたので買って食べました。すごくうまいことを改めて実感しました。ただ高いんだよね。20元だったから330円くらいか。値段は勘違い。再確認したら12元でした。約200円ですね。それでも高いですが。

さて、さらに今年の2/14は、元宵節ってのとかぶっているらしいです。19年ぶりだそうです。
元宵節ってようするに新年15日のお祝いだそうで、旧暦新年の最初の満月の日で新春を祝うって意味があるらしいです。団子を食べたり燈籠飾りしたり。春の月見なんだろうか。日本でしめ飾りを15日まで飾る(地域によって異なるけど)ってのも、似たような由来なのかもしれません。
そういえばいわゆる「松の内」か。1月15日を「小正月」とよぶところもあるようですし。
旧正月から月が満ちるまで、がいわゆる新年のお祭りの期間なんでしょうね。