辞令

先日、正式に辞令が下りた。一月一日付けで中国・南通に赴任だ。
正直、1年以上前から決められていたことなのでショックでは無いのだけれども、現実問題としてそろそろ準備を始めないとビザの手配やらなんやらで困ると聞いていたのだが、いつまでたっても正式通達されないので、しかたなく上司に伺ってみたのだ。そしたら「あ、君はまだ派遣になっていなかったんだっけ?」とやっぱり言われた。そりゃ、ここ数か月あまり、あっちとこっちを行ったり来たりしていたから、もう手続き済ませた気になっていたんだろうけどさ。

ウチの会社ではよくある事、という噂は聞いていたが、それでぎりぎりになってドタバタして困るのは結局自分なので、自己防衛のために各種予防接種は会社の医務室と相談して、1か月ほど前から実は勝手に始めていたのだ。それでもスケジュール的には結構ぎりぎりで、年末まで毎週注射を打っていきます。A型肝炎B型肝炎破傷風狂犬病、ついでにインフルエンザ。
で、今日は狂犬病1回目接種の日。

狂犬病のワクチンは、ほかのよりも量が多いので痛いんですよ」「あ、そうなんですか」「ゼラチンとかアレルギーはありませんね?」「まあ、ゼリー食べても大丈夫ですので」「ちょっと痛いので我慢してくださいね。どちらの腕にしますか」「何度も左に打っているとちょっと膨れが残ったりしているので今回は右で」「そうですね、狂犬病注射はちょっと量が多いですし、痛いので他の場所にしたほうがいいかもしれませんね」「・・・あの・・・、そんなに痛い痛いと脅かさないでください。」

とまあいった会話があったとか。実際は前回の破傷風注射よりも痛くありませんでした。腕がいいのかね。