九州圏突入

混んではいないので少しは早く着くかと思ったけれど、やはり長い中国地方。たった3県通過するだけなのに、どれも横長なんだよね。また、自分も昔ほどスピードを上げられない。ついにしんどくなって広島手前の奥屋PAで休憩、30分ほど仮眠をとってから再出発。そのうちに夜が明け始めました。
なんとかラジオ体操が始まる前に関門海峡に到達したいと思っていたけど、だいぶ手前で流れだす歌。「あった〜らしぃあっさがきた!」。気持ちよく歌っていると子供たちからうるさいと怒られる。だって父さん眠いんだよ。テンション上げさせてくれよ。
関門海峡の大橋を越えて九州に入ればもう到着したも同然な気分。ちょっと早すぎるかな。
東九州道を通って一度下道に下ります。下りたところでいつもの給油、ついでにコンビニで朝飯購入。そして椎田道路を通ります。少し真ん中を迂回すれば料金を払わなくてもいいのは知っているけど、そんな元気はないので素直に料金払って通過、そのまま宇佐から再び高速に乗って別府ICまで。IC-IC間でトータルの所要時間は11時間50分ぐらい。まあまあいいタイムかな。

それにしても、一昔前に比べて恐ろしい運転であおってくるトラックがほとんど無くなったように思う。いわゆる団塊の世代が引退して世代交代したせいではないかとひそかに思っている。あの世代、じつはかなり荒っぽいし、年代人口別でみても犯罪発生率が高いのだ。日本の高度成長期に乗ってイケイケだったからかなぁ。

さて、到着したけれど上の娘はほとんど寝ていないので2人で就寝。下2人は車の中の睡眠だけでOKだったらしく元気なもの。さっそく祖父母に甘えまくりです。うん、君たちはそれが仕事だ。

自分は3時間ほど寝るとなんとか目覚めたので、食事してから墓まいりに。子供たちは最初は行きたくないとか言っていたけど、行けば楽しそうにお墓掃除。地元を離れてしまうと墓まいりもする機会がないんだよね。そのあと近所の公園で子供たちを遊ばせている間に、自分は上の娘と近所の山に入る。子供のころ遊んだ山、見慣れた木々がまだ残っていて嬉しい。
さらに昨年亡くなったが遠いこともあり葬式には行けなかった伯父の家を訪ねる。
さきほどの墓参りでも墓が隣あっているので一緒にお参りしてきたのだが,仏間で写真に手を合わせることでようやく亡くなったという実感も湧く。不思議なものだね。故人を悼むという行為は残された人を癒すためのもの、という話もある。

実家に戻り,自分のPCでネット接続を試みる。んが,父親が無線LANの設定を忘れていて繋げられない。しかし試しにデフォルトのパスワードでターミナルの設定にアクセスできることが判明。この中途半端なセキュリティ状態,なんとかならないものか。多くの家庭がこうなんだろうなぁ。
もっとも最初に行うクラック手段は,本人に会ってパスワードを聞くこと,ってのがあったがまさにそんな感じだったよ。