混迷する政局に
日本の未来を預ける各種政党。政党とは,共通の政治的目的を持つ者によって組織される団体のこと。となると,既存の政党とは異なる政治目的を持ったなら新しい政党を立ち上げるしかない。言い換えれば,政党ごとで特色ある政治目的が掲げられているはず,なのだが・・・。
実際のところはその主義主張に大きな違いを感じられないのもまた事実。あまりにもはっきりしているのは,公明党と共産党ぐらいではないか?
で,その政党が続々と設立されたり分裂したり合わさったりしているこの状況も,大して主義主張に差が無いから,ほんのわずかな差でも違うと思えたり,または少々違っても混じっても困らない程度の誤差だから,ではないか。
しかし,新しく立ち上がる政党の名前,どれもこれもうさんくさい。ざっと拾って見たけれど
- 民主党
- 自由民主党
- 公明党
- みんなの党
- 日本共産党
- きづな
- 社会民主党
- 日本維新の会
- 新党大地・真民主
- 国民新党
- たちあがれ日本
- 新党改革
- 新党日本
- 減税日本
- 国民の生活が第一
- 改革の志士
- 沖縄社会大衆党
とか。政治信条がはっきりと判るような党の名前ってもはや考え付かないのかね。
新党改革とか新党日本とか,新しい党ってのはわかるけど,何を改革するのか何が日本なのか不明だしねぇ。
やっぱり明治時代から続く政治結社名は,名前に賭けた重みが違うのかな。軽い名前はそれだけで信用できないもんなぁ。