真っ赤な半月〜燃えている〜。

ぼくらのハリマオ,ときたもんだ。


月が禍々しく赤くて大きかったのでなんとなく一枚写真をとった。だけど注目するべき所はこの色では無い。
5円玉か50円玉を持っていたら,それを片手に持って手を思いっきり前方に伸ばして見よう。そして,手に持った硬貨の穴から月を眺めて見よう。
なんと,大きく禍々しい地平線近くの月の全体がこの硬貨の穴から見えるのだ。そして天空高くあがった月も同様に見てみよう。やはり硬貨の穴とほぼ同じ大きさなのだ。

そう,大きく見えようが小さく見えようが,月は(そして太陽も),伸ばした手の先にある硬貨の穴程度の大きさでしかないのだ。この事を知ったときは驚いた。
地平線の月や太陽が大きく見えるのは,比較対照物がそばにあるからだけなんだよね。

写真にとると人間の錯覚が通用しないから,ほんと小さく写ります。