LED電球

んで,そのSFではないほんまものの科学技術ネタとして,青色発光ダイオードが実用化されて以来、LEDはますますさまざまな用途に使われるようなっていますが,先日はいわゆる黄色電球(ナツメ球)の大きさでLED電球が売られていました。
1個500円ぐらいと価格はやや高いものの、電気代がほとんどかからない、連続5万時間以上使用可,とのフレーズに引かれて試しに1個買って見ました。
LEDだけに、色が黄色だけでなく、青や赤、白などさまざまにあるんですね。もちろん黄色買いました。部屋を青や緑にする勇気はないですので。特に赤だと,非常灯みたいでなんか嫌です。(なんで映画の潜水艦ものとかで攻撃を受けると赤い非常灯にきりかわるんだろう??)
んで、早速寝室の電球を取り替えて見たところ...う、暗い。普通のナツメ球にくらべると輝度が足りないようです。まあ,暗いのはむしろ寝やすくなって問題なし。もともと真っ暗にして寝るほうが好きでしたが,今は子供がいるからね。
あと一見同じ黄色ではありますが,普通の電球のように広い波長域の連続スペクトルでなく,赤と緑の単波長の組み合わせによる発色のせいで全く青色成分が含まれていないため,青い毛布が真っ黒く見えます。
価格は高いので,電気代節約というよりもむしろ身近から始める省エネといったところかな。(この場合LED球を製造するための環境負荷は考慮していません。)