なぜにこの品質か

寒いのでこっちに引っ越してすぐに買った、暖かスリッパ。
値段はたしか120元くらいか?今のレートなら2000日本円くらい、決して安くはない。むしろ高い。

しかし、使って僅か1ヶ月でこのありさま。

なぜこんなになったかと言えば、糸が一本切れたからだ。スリッパの底と本体を縫い合わせているミシン目糸、これの最後のしまいが悪く飛び出していた。これをどこかに引っかけて切ってしまったらしく、バラバラっと糸が抜けていった。

これぞ中国品質・・・と文句を言うのはたやすいが、よくよく考えるとこの糸の部分以外は別に不具合はないのだ。それ以外は値段相応な状態だとも言える。
それだけに惜しい。惜しすぎる。なんで糸のしまいを最後までちゃんとしないのだ。ほんのちょっとの改善だろうに、それだけで商品の信頼も上がってもっと儲かる糸口につながることもあるだろうに。

全般的に、中国品質ってこういうこと。
最後の詰めが甘いのだ。そのため、全体が台無しになる。欧米よりもよっぽど基本的には良いものを作っているのに、なんで最後の最後だけ手をぬくんだろう。残念だよなぁ。

仕方がないので、接着剤で補修。急に暖かくなってきたし、何とか今年は持ちそうです。