嵐の前触れ

珍しく住んでいる地方に台風が直撃。自分は大雨が降り始めた頃に雨合羽、安全ゴーグル、ヘルメットと工場内完全装備で工場敷地内を700mほど移動。風向きがちょうど背中方向からで歩くのが楽。傘が全く役に立っていないびしょぬれの人たちの間を歩いていると、悪いがちょっと優越感を味わう。ちょうど新幹線の出張で満員電車と並走しているときの窓から眺めた気分。なんじゃそりゃ。

そのまま会議やらで屋内で数時間経過。途中で台風の被害状況の連絡が刻一刻入ってくるが、現場対応でなんとかなりそうだったので指示だけ出して会議続行。会議終了したらすでに雨があがっていた。空には晴れ間も見えて、さっきまでのバケツをひっくり返したような天気がうそのよう。まさに台風一過だ。

そういえばあさりよしとおの某漫画には「台風一家」がでてきたが、連載当時はいまいち面白さがわかっていなかったよなぁ。いまになって思い出すと他のネタもじわじわと面白い。知識が増えるのはいいことだ。
ちなみに、こんなの。
http://img18.pixiv.net/img/d-gata/1631644_m.jpg

帰りは風向きが逆でやっぱり背中から押される。ちょっとだけ得した気分。
工場内を歩いていると、こんなものが落ちていたよ。

車のドアのうえのひさしの部品。なんて呼ぶ部品なんだろう。風を受けてちぎれ落ちたようす。かわいそうに。
他にもあちこちの屋根が破れたり吹き飛んだりで強い風だった。台風の足が早くて暴風の時間が短かったから、まだましだったけどね。