出張記録

夜遅かったので,朝は遅く・・・と思っていたら,まだ真っ暗な時間から歌のような詠唱で起こされる。どうやら近くにモスクがあるらしく,朝のお祈り。たぶん早朝4時ぐらいか?
夢うつつ状態で声に聞き入る。これがなんとも気持ちが高揚するような非常に心地よい旋律である。仏教のお経にも近い効果はあるが,かっこよさでは断然こちらが上。そのまま,もう一度寝てしまい,起きたら7時。

昨日の韓国料理で胃が痛く,朝食抜き。
同行者と本日の打ち合わせを行うが,仕事の予定が繰り上がっているので半日ほどフリー。とはいえ場所はジャカルタの郊外なので観光するにも中途半端,何よりも鳥インフルエンザだのデング熱だのがはやっていると聞くと,冒険する気も失せる。


結局,14時までチェックアウト時間延ばしてもらい,ホテルの部屋で日記つけと今回の仕事の報告書作成,あと,こっちにくるシンガポール航空の機内誌にあったSUDOKU,ならぬナンプレの問題解き。インドネシアまで来て,俺,なにやってんだ。
ちょうどお昼に再びお祈りの放送,ああ,朝聴いたのは夢ではなかったのだなと,イスラムの詠唱に再び聞き入る。

午後14時チェックアウト,ホテルでタクシーチャーターして,同行している営業が昔泊まったところで勝手がわかっているからと,ジャカルタ市内中心部の別ホテルまで移動で約2時間。

ホテルの喫茶ルームでお茶しながら打ち合わせ,そのあと18時から食事をあわただしく済ませ,18時半出発,空港まで。空港までは1時間半程度,とにかく移動に時間がかかるもの。
空港入り口で時計を売っていたが,こんなところで売っている時計など偽物に決まっているだろうが。いったいだれが買うのだ?このカオスぶりは結構好きだけどね。

手続きすませ,出発時間22時まではすることなく,空港内の土産物屋をうろつく。22時出発,帰りはJAL便,サービスはそこそこだが,やはりシンガポール航空には見劣りするよなぁ。
夜行便で普通のエコノミー座席なので,どうせろくに寝られないとは思うものの,さっさと寝ようと努力。やっぱりせまいよなぁ。