香港は今日も安心だった

 乗った飛行機は香港ドラゴン航空,機材はA330。サービスが日本の航空会社並。
 飛行時間が短いせいか,飲み物もパックにはいったセットをさっと配るだけ。出された軽食がバーガーなのだが,その具が豚角煮饅の中味みたい。さすが華洋折衷。
 さて,前回も感じたけれど,中国国内から香港に入ると安心感が全く違う。
 前にも書いた気がするが,マレーシアといい香港といいシンガポールといい,イギリスが過去に統治した地域は品がいいと思う。
 植民地政策にはいろいろと問題が多いけれども,少なくとも香港に民主資本主義を根付かせることができたのは評価してもいいのではないだろうか。中国が今後目指すべきのは,この香港の品位だと思う。
 そして,これも感じるのだけども,このイギリスの民主制度を始めとして,日本は自分たちで,欧米諸国のさまざまな文化を取捨選択していいところ取りをしたのだろう。当時の明治政府の立役者達には恐れ入る。
 新空港のそばにはホテルが無いらしく,機場特急とシャトルバスを乗り継いで九龍のホテルまで。

 2300ようやくホテルに到着。
 結構良さげなところだけど、素泊まり状態なのが悲しい。
 明日は630チェックアウト予定。早いので寝るしかないか。それにしても腹減った。
 結局食事をとる暇がなかったので,こんなときのカロリーメイトと行きのANA便で出たおつまみのピーナッツを食べてやり過ごす。香港ドラゴン航空の飛行機で軽食が出て助かった。