自動データ収集システム

環境負荷装置から温度データを引き抜きたかったのだが,外部出力されている温度端子を電圧チェックして,配線使用図やらを確認したところ・・・内部のT熱電対がそのまま外部まで引き回されているだけやんけ〜。
熱電対は,あくまで相対温度を電圧として出力するだけなので,基準となる既知の温度点が必要・・・。

というわけで,安価で精度の高い,PCにデータ取り込みできる温度計測モジュールがないかと調べて見つけたのがこれ。

http://www2.strawberry-linux.com/products/usbrh/

本日到着,動作チェックもOK,対応は正式にはVBまたはVCとなっていたものの,付属のDLLは MS-Access(Excel)2003のVBAで制御可能ということも確認。
これもケースが欲しいな・・・。

熱電対の電圧から温度を算出する近似式は,JIS C 1602 にあったので,コード化。こちらはJISCのページから。
温度から電圧への式はあるが,1変数多項式逆関数をどうやって作成するかで悩む。
結局,力業の繰り返し近似。必要な精度(というかdoubleの桁一杯)くらいならばマシンパワーがあるので1瞬で計算が終わるので問題なし。いい時代になったものだ。

本当は,一般的な多項式逆関数を作成する方が自分のライブラリを充実させるという意味でも理想的なんだけれどね。ニュートン法やらテイラー展開やらなんやら,ちょっと勉強するかなぁ。数学は嫌いではないけれど敷居が高い。