感想

ようやく読めた日経サイエンス,2006年2月号。出張があると新幹線で読める。

興味深い記事としては,従来地球は生成してから5億年くらいドロドロに溶けて熱いままと言われていたが,最近の研究では1000万年程度で表面が冷えて固まった可能性ありと。
それよりも,その調査方法が,数百kgの岩石を砕いて数粒のジルコン粒子を探し出すという気の遠くなるような作業。ほんとの砂粒程度の大きさの試料から,ウラン崩壊を用いて結晶が生成された年代を特定できる(それも44億年前!)なんて,科学ってすばらしい。