大鉄人孝

第2話視聴。メインキャラとなりそうだった某氏、あっさりと殉職。EDの絵と矛盾するような気もするが・・・。
この手の番組につきものの準主役級の少年は、いつのまにかしたり顔で軍事基地の指令室に入り浸り。
名前を呼ぶにも、ふつうは「じゅうなな」とか「セブンティーン」とかと呼ぶでしょうに。


とまあ、ある意味特撮世界のお約束的な突っ込み所は満載なのだが、例えば倒れ込んだ17が起き上がる時に、ちゃんと姿勢制御用ロケットを噴射させるとか、煙幕を張る時にはカバーが開いて中の装置がみえるとか、妙な所でリアル指向なところがたまらない。さすが石森センセ原案の作品。予想どおり(記憶どおり?)、この作品は面白いです。燃えます。


一方でドラマ自体はテンポよくダレさせない。「見せる」演出をよく考えている・・・というか、これができているのが基本じゃないの?
まあ、特に最近のアニメなんかで出来ていない作品のほうが圧倒的に多いんだけどさ。
やはり、特撮作品というのは、あくまで人間を描くのがメインで、SFな味付け、戦いはあくまで独特の世界を構成するための小道具にすぎないと考える次第。