中国出張

出張4日目。帰任日。

朝7時過ぎのホテル前発の乗合バスにて出発。乗合バスといってもこれ、エスティマやんけ。
これで香港空港まで直行・・・と思っていたら中国−香港の越境手前で降ろされる。言葉分かる人がいてよかった。日本人だけだと途方にくれるところ。
さて歩いて越境、その後向こう側で待つ同じ会社のバス(というか1ボックス)に乗せられる。どうやらこうやってピストン輸送しているようだ。まだ香港の出入りにはパスポートが必要なのか。初めての香港の印象、予想以上に山(島?)多く緑多し。
香港空港はめちゃくちゃきれい、かつ広い。昔のビルの隙間を縫って離着陸ってやつを一回くらいは体験してみたかったが、今はもう叶わず。
空港の雰囲気、成田にそっくりでセキュリティレベルがぐんと上がった安心感を受ける。これが1国2体制ってやつかぁ。

帰りのチケットにもラウンジ使用権利ついているので出発まで優雅に・・・待ちたい所ではあったけどバスの到着遅れたので時間ぴったり、ラウンジに5分程いただけ。でもまあしっかりコーヒーとハーゲンダッツ(小カップ)は食って退出。

帰りの香港−成田路線はJAL便、なぜか帰りはビジネスクラス、いやあ、社命とあればしかたないので使わせていただきますが。
初めてのビジネスクラスの利用だったけど、ありゃいいですなぁ。椅子は快適、しょっちゅう「お飲み物はいかがですか?」と来るし、それぞれのシートには専用モニタがついているし、映画が最初から鑑賞できて1時停止も早送りもできる・・・ってこれ、HDDプレーヤーだな。
これでファーストクラスとなると、いったいどういう待遇なんだか想像もつかんところが所詮庶民だなぁ。
JALの飯もうまいし、行きとは雲泥の差。今回の出張、かなりハードなスケジュールだったけど最後になっていい思いができてありがたし。

というわけで、「ミスターインクレディブル」をしっかりと堪能して、日本に到着。おもしろいという評判は聞いていたけど、うん、エンターテイメントな作品に満足。個人的には飛行機操縦して緊急回避するおかんの姿のかっこよさに痺れましたな。

比較的すんなりと税関も通過でき、成田エクスプレスで東京経由、前々からリクエストあった、TOPSのチョコケーキを東京駅の銘品館にて購入して帰宅の途に着く。

駅に到着すると、娘が熱だしたとのことで病院帰りの家族の車に拾われて家まで。ここからは一家中で順番に熱出して出張帰りの疲れを癒すどころではない怒涛の2週間が始まるのだが、それはまた別の話ということで。今回の海外出張顛末はこれにて完。

ただねぇ、この最終帰着日、せっかくの娘の幼稚園入園式だったのにと思うと、だらだらと飛行機に乗っていたのが心痛む。