中国

 怒濤の2週間がすでにすぎさり,ほんとはこれ書いているのはすでに16日だが,思い出し書いてみよう。

 今回の中国出張,行きは成田から広州,飛行機は中国南方航空の777型。
 最初にピーナッツの袋がサービスで出て,それから機内食が鮭の酒蒸しか何かなのはいいけれど,それに俵飯がついて,蕎麦がついて,河童巻きが2切れあって,パンまでついている。そんなに炭水化物食わせたいか。まあ結局全部食ったが。

 天候悪く,ずっと雲に覆われていたが着陸寸前になってごくわずかに地上が見える。ひどくだだっぴろい土地に灰色のデザイン性無しの建物が並んで見えた。建物はせまい範囲では統一性あるが,広い範囲では逆に統一性を感じられない。このカオスぷりにああ,中国に来たのだなぁ,とようやく実感。

 空港はやたらだだっぴろい。新しく作られて1年程しかたっていないとのこと。なぜか動く歩道が動いていたり動いていなかったり,よくわからない。あちこちに軍服っぽい警備の人が見える。空港の閑散具合もある意味ステキ。

 空港では会ったことも無い,顔もみたこともない現地ディーラと合流。本来は国際携帯電話を本社から借り出して持っていくことも多いが,その携帯電話,全部出払っているんじゃどうしようもない。まあつい10年前はこんなもんだったろうと腹はくくっていたが,ディーラの案内板を見落としたら大変なのでかなりどきどき。先方はこちらの名前の漢字は知っていたが日本語での読み方すら知らなかった。

 そのまま約3時間,車で高速をぶっとばし,深センのホテルに直行。高速は4車線はあるぞ。交通マナーひどい。連れて行かれてそこでサイナラ。営業と合流するまでの2時間あまり,ホテルの部屋で所在なく待つのみ。テレビつけるとポケモン放映中。全部吹き替えだが,歌は日本語。
 中国のTVは,地方によって言葉が違いすぎるためか,8割がたの番組に漢字の字幕が表示されるので,漢字の意味をおっかければ,おぼろげながらなんとなくわかる。

 今回は顧客も同じホテルに宿泊,営業と初日から接待食事に行く。時差1時間だが,現地時間で夜中1時まで。ってことは深夜2時かぁ。食い物は癖があるが俺は平気,うまい。