辞書導入に成功

導入した辞書はスーパー統合辞書97(某F社マシン付属ソフト)。こういうもののライセンスってどうなっているんだろうな。まあもはやPCにはインストールしていないし,一台のみのインストールということで。メディア媒体を変えただけだし複製にはあたらないでしょう・・・たぶん。


最初はEPWING規格を読み出せるソフトをZaurusに。これは Zten というソフトが有名どころみたい。へぇ,文節区切り認識はkakashiを使うんですね。namazuを会社の自部署のNTサーバに入れようとしたこともありますのでお馴染みのソフト。もっとも特に設定も何も無し。ただインストールするだけでよいみたい。
先にkakashiをインストールしてからZtenをインストールしないとインストール時に警告が出るみたい(警告受けました・・・)だけど,あとからkakashiをインストールしても問題ないみたいです。


次にCD-ROMのデータをそのままSD-CARDにコピーしてみるが認識しない。どうやらCATALOGファイルというのが必要らしいが,CD-ROMのままだと多少構成が変わってしまう様子。
そこで各辞書を個別に母艦PCのHDDへインストール。HDDが80GByteもあるとCD-ROMのフルインストールくらい大したことに感じません。まったくいい時代になったものだ。
するとHDDの各ディレクトリには個別でCATALOGファイルができています。ここで,昨日探し回ったeblib. のebzip,ebunzip登場。こういうデータは圧縮をかけることができるらしいのですが,圧縮方式によってはZtenでは読み出せないとの記述が参考にしたサイトにありました。ようするに,一度ebunzipで圧縮状態を解凍してから,再び圧縮すると読み出せるようになる確立が高まるらしい。


久しぶりのDOSプロンプト作業。まてよ,たしかこの母艦PCにはいろいろとDOSツールを入れていたっけ。とりあえずEB Lib.の実行ファイル群をパスの通ったディレクトリにコピー。ディレクトリ移動は filmtn で。ああ,こんなの起動するの2年ぶりくらいだぞ。
CATALOGファイルがあるディレクトリに移動して,わけのわからんままにebunzip実行。なんか伸長させている,ようだ。作業終了後,ebzip実行。やっぱりわけわかんないけど,なんか圧縮作業を行った様子。HANMON2<=(ファイルサイズの大きさからいって,これが辞書の本体ファイルらしい)のオリジナルが残っていたので,それを削除してからディレクトリ構成そのままにSD-CARDのルート直下のdictディレクトリに転送。さて・・・おー,Ztenで認識した。いまのところ問題なく使用できています。


今回導入したもの。

  • 研究社 新英和・和英中辞典 CD-ROM版 1995年
  • 広辞苑 第四版 CD-ROM マルチメディア版 1996年(EPWING規約第3版準拠)
  • 『漢字源』EPWING版 1993年 学習研究社


合計で326MByte。やっぱり512MByteのSDカードでもやや手狭ですねぇ。
あっさり作業できたように書いていますけど,なんだかんだで丸2日くらい悩みつつの作業でした。娘がね・・・邪魔するんです。うれしそうに膝の上に乗ってきて,キーボードばんばん叩くし。細切れの時間で作業すると余計に効率悪すぎですよねぇ。