蒼牙再び

9/5の日記で書いたように，Androidスマホ上のファイルを会社のノートPCに「Bluetooth File Transfer」でFTPするために Bluetooth ドングル買って付けてみたのですが，いまいちうまくいかず3ヶ月ほど放置状態でした。セキュリティ上，会社のPCはUSB経由でのデータ読み書きが制限されており，どうしても即転送必要なデータはちまちまとメール添付で送付していたのですが大きいファイルだとこれもアウト。当然共有ファイルサービス類も会社からは使えないので，有線でもなんでもいいから，LANを介さないファイル転送手段が欲しかったんですよね。

ドングル自体が正常に動作しているのは，所有しているマイク付ヘッドフォンは間違いなく接続できるし東芝スタックも正しく認識していたので間違いなさそうで，まあ設定が悪いんだろうなぁとは思っていたのですが，こういうのはどちらの側の機器が相手側をどのように呼び出して，どのように認証しているか，というイメージというか概念というかが判らないと思いっきり混乱してハマってしまいます。この前の無線LANの設定しかり。

で，それとは別件で，会社で使用していた個人持ち込みの無線マウス，元々あまり感度がよろしくなくレシーバーがノートPC本体でマウスから直接視認できない位置に隠れるだけで反応がにぶくなる（つまり，向かって左側のUSBポートにレシーバーを指していると，右手で満足に使えない）という結構困ったやつだったのですが（ちなみに Microsoft のWireless Mobile Mouse 3000），最近はそれに加えて電池周りの配線が切れかかっているらしく突然接続が切れる。ぶんぶん振ったら復帰する，の繰り返し。いらいらして思わず衝動買いしたのがこれ。

マイクロソフト ブルートゥース レーザー マウス Blutooth Notebook Mouse 5000 ホワイト 69R-00004

･･･また懲りずに似たようなもの買ってしまったかもしれんが，まあBluetoothだから感度については問題ないでしょうということで。以外とBluetoothマウスって最近販売されていないので，価格と欲しいボタン数・位置等で選ぶとあまり選択肢がなかっただけですが。
2009年頃発売のかなり古い型なので価格もお手頃に落ちて\2,500くらい。Amazonでぽちっと。でまあ眠っていたドングル繋いだら，ほいほいと簡単に認識して問題なく使用できてしまいました。感度も少なくとも10mくらいは楽にありました。事務所部屋の一番角端からマウスが操作可能（そんなに必要ないが）。前と比べて極端過ぎ。
で，ついでにスマホとのFTP接続にも再挑戦してみました。

以下，覚書。
まず，アプリがどっちからどっちに接続しようと動作するのか確認。
細かくノートＰＣとスマホのお互いの設定を見比べながら調整して，スマホアプリを立ち上げた状態で東芝スタック側からウィザードで繋ごうとしてもダメ。そもそも認識してくれない。
逆にスマホアプリ側からなら，ノートＰＣを見つけてくれる。接続しようと頑張って，途中で対応プロファイルが無いといったエラーがでるところまで持っていけました。
となると，やっぱりスマホ側から接続するのでしょうと，ＰＣ側の東芝スタックの設定は

• Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ情報交換サービス有り，
• セキュリティ設定で，レベルを標準まで落とす
• 情報交換の詳細設定で優先プロファイルはＦＴＰに，
• ＷＦＴＰは履歴表示に，
• ファイル転送で共有フォルダを指定，

スマホ側は

• ＦＴＰを有効化，自動ブート化に。

以上の設定であっさりと接続可能に。判ってしまえば簡単なものですがやっぱりセキュリティ設定が適切でなかった様子。このためにOPPで繋がったりいきなり繋がらなくなったりしたんだな。以下、

• 機器検索でＰＣを検出して，これを指定すると，ＰＣ側で接続可能とするか確認がでる。
• これをＯＫとすると共有フォルダの中身がスマホ側から見えるようになる

といった手順です。ファイル転送自体はスマホ側から操作します。
他に使えそうな機能として、本アプリはファイラー機能が充実していたり、連絡先データをエクスポートできたりが簡単に行えるようです。連絡先についてはそれこそ会社のPCではGmailの使用制限があるのでPCからの操作が困難。Outlook等と気軽に同期がとれるようになると便利なんですけどね、ほんと。