ちょっと真面目に長文

私,化学屋です。コンピュータ関係が専門じゃないです。ただコンピュータは8bit時代からちまちまいじっていたので,それなりに使えます。


性格的に道具類を持ち歩いていないと不安な人です。今のお気に入りはレザーマンです。持っていると飛行機に乗れませんが。仕事着のポケットはいつもパンパンに膨れています。いろいろな物が取り出せるので,同僚からは『ドラえもんのポッケ』と呼ばれています。


物覚えも悪いので片っ端からデータベースもどきを作ります。おぼえるのはコンピュータの仕事だと割り切っています。そうしたら化学屋の会社なのにコンピュータ係なんて仕事もついでにやらされています。データベース作成委員会なんて役目も去年からつきました。結局,他のメンバーはプログラミングができないので,MS-Accessで小規模データベースの作成するのは私だけです。


さて,私の以上二つの欲求は相反してました。要するにずっと持ち歩けるデータベースプラットホームが欲しかったんです。さらにいえば,何時でも何処でもできるプログラミング環境も欲しかった。でもコンピュータは重いし。


そんなんでポケコンは小さい頃からの憧れでした。大学で関数電卓が必要な時は迷わずポケコン買いました。貧乏だったけど。


就職してからは,東芝Librettoなんかも買いました。でも小さいコンピュータと電子手帳とは,これまた要求されるところが違うのですね。軽快に起動して,メモがとれたり電卓になったりスケジューラが読めるアイテムとして,ザウルスを試しに使ったところ,それまでの普通の手帳は即おさらばとなりました。でも持ち歩きコンピュータとしては,やっぱり力不足。


あくまで普通の電子手帳としてザウルスを使っていた私は,『igeti』→『カラポケ』→『MI-E1』→『E1故障でカラポケ復帰』,という変遷をたどって,ついこの前までカラポケ現役でいましたが,いいかげんカラポケの電源回路がへたってきたのか,何もしなくても電池が5日で空になるという状況に電池代がたまらなくなって,機種更新を考えたわけなのです。


コンピュータ歴が長かったわりに,ほとんどUNIX系OSに触れる機会がなかった私はこれを機会にLinuxZaurusにしてみようかと考えました。予算の都合もあり,SL-C750,本体のみ,マニュアルすらない中古品をネットオークションで手に入れまして触りだしたところなのですが・・・これ,電子手帳じゃなくてずっと求めていたさくさくと起動するパソコンやんけ,ということに気づいて,今,大興奮しております。


とまあ,うちの奧様に熱く(暑く,かも)語ったら,『そーいうのはぜひ書き留めておくの!』と説得されましてここに開設に至ったわけなのですね。


なれないLinuxではありますし,どこかに設定とかの覚書をつけておく必要も感じていますので,まあタラタラと独り言でも付けていこうかと思っています。
というわけで,ザウルス設定記というよりはむしろLinuxハマリ道になる予感も大・・・。