大型連休

10月の頭は、中華人民共和国では国慶節と言われる連休になります。
10/1が、毛沢東による中華人民共和国成立の宣言にちなんでおりまして、つまりは建国記念日ですね。おおむね1週間の連休となります。中国はこのほかの大型連休としては2月の春節、いわゆる旧正月がありますが、全体的には日本よりも祭日は少なめですので、私も親会社に比べて休みが少なくて出勤日が多いんですが、なぜかこっちが休みになると「なぜ休みなんだ、仕事が滞るじゃないか」なんて文句を言われるのに、日本が休みの時は文句を言えないという力関係の悲しさよ。
数日前から、普段は不動産や店の吊り広告看板がかかっているところにずらっと国旗が並びました。

季節もいいしレジャーには最適です。国内は交通が激混みになります。ただ春節に比べると帰省しなくてはならないってわけでも無いらしく、比較的飲食店は開いていたりします。かくいう私も日本に一時帰国します。正直うきうきしています。
日本の方が何もかも優れている、というわけでは決して無いですが、自分は元々海外に住みたいとは思っていなかったけど仕事で選択の余地がほとんど無く住んでいる状況ですので、細かくストレスは溜まっていくんでしょう。

自分の父親は船員で外国航路だったので、たまにしか帰ってきませんでした。帰ってくると嬉しそうにTVを見てビール飲んで、ビデオ録画をたっぷり溜めて・・・。なんであんな感じなんだろうと思っていましたが、今になると父の気持ちがよく分かりますね。まして今のようにネットも無い時代ですし、情報も少ない、日本の物も海外では手に入らない、それ以前にに船上ですから数段不便だったことでしょうし、ストレスも大きかったことでしょう。親の心子知らず。