基本のペペロンチーノレシピ

日本食屋はそこそこあるし、中華なメシは普通なのだけども、なんというか、いわゆる洋食ってやつはなかなか食べる機会が少ない。たぶん探せばそういう店も少ないながらあるらしいんだけどね、中国語に加えて欧米のメニューとなると障壁が2重になるので、なかなか敷居が高いです。

たまには普通と違う系統の食事をしたいと思いつつも料理道具類はほとんどもってきていないしで、簡単にできるものでパスタを作ってみることとしました。しかし、パスタソースの材料がこれまた探すのが大変。ここ中国で簡単に手に入るものとして、ペペロンチーノを作ることとしました。

ニンニク、唐辛子は中国でよく使われますしね。ニンニクはこれで3元弱、50円くらいか。唐辛子はさすがに豊富にいろいろ売っています。この袋の量で日本円で80円くらい。オリーブオイルが高かった。エクストラバージン瓶一本で98元。1700円くらいか。まだ普通には浸透していないんでしょうね。他に塩、コショウ。

パスタ麺がこれまた手に入りにくい。売っているところが限られます。この袋で12元、200円くらい。

ニンニク4かけらほどを、オリーブオイルで低めの温度からじわじわと加熱します。潰すだけでもいいのですが、このニンニクは先週買ったため冷凍庫で凍らせていたので包丁で切っていれました。
唐辛子は焦げると苦味がでてしまうため、まだ入れません。

塩水で麺をゆでます。この鍋はラーメンをゆでたり、水餃子をゆでたり、そのまま器になったりと、いろいろと役に立ってくれます。
料理用の道具がとにかく無いのですが、箸はさすが万能選手です。

麺が茹で上がる時間を見計らって唐辛子を投入。一房弱。今回購入した一袋の量を消費するのにはいったいどれだけの時間が必要になるでしょう。

ここからは手早くしなくてはならないので写真撮影は無し。
ちょっと硬めに茹で上がった麺を箸ですくってフライパンに入れて、ゆで汁入れて塩味を移して、ちょっと塩とコショウ足して味のバランスを整えて、完成。
思ったよりも塩味が少な目でした。次回はもっとゆで汁に塩を増やして、しっかりと麺に塩味を移すようにしましょう。水が硬水のせいかなぁ?

食器が無いので使い捨ての紙皿に盛ります。フォークは無いので箸で。やはり箸は万能・・・。また、メニューがこれだけでは寂しいので、近所のケンタッキーでチキンを買ってきました。英語が通じる店なので買うのは楽です。助かります。
パスタにチキンの組み合わせとなると、イタリアンではなくアメリカンっぽい食事となりましたが、まあ「普段とは違う系統の食事」という目的は十分に果たせたのでいいとしましょう。

ごちそうさまでした。