しつこいWindows10への勧誘とおさらば

極悪非道の強制アップグレードを何度も施行し、メッセージが「今行う」「あとで行う」の究極の2択を迫って来ると有名だったWindows10へのアップグレード強制。とはいえそれも㋆29日までの期限付き。
我が家のIT担当である私は長期中国赴任中だったし、家族との連絡はこのPCで行っていたのでもしもPCが起動しなくなると地味にダメージがでかいわけで、アップグレードはずっと保留にしていました。うちの奥さんは最近のIT周りはすっかり私に任せきっているので良く分から無くなっているようですが、それでもそれなりに好きでいじっていた人ですし、何よりも適当に「はい」のボタンを押したりする性格では無いので、見事マイクロソフトの魔の手をかいくぐり、恐怖の2択すらネット情報見ずに回避していましたので、そういう意味では安心でした。
また、自分が使っていたノートタブタイプのPCも同様に中国在住の間は失敗した時にPCが起動しなくなるリスクの影響が大きすぎて実施する気が起きませんでしたし、それ以前に回線品質が悪すぎ、とてもじゃないがダウンロードも困難な状況でした。

でもまあ、帰国時点でまだアップグレードサービス期限前だったので、まあ、やってみてもいいかな、と。
正直言って、Windows10を使いたいかと言えば別に、ってな気分ではあるのですが、ノートPCもメインのデスクトップもいずれもWin8.1。世間で大人気のWindows7ではありません(が、自分的にはスタートメニューだけ別ソフトで追加すればWin7でもWin8でも対して変わらないのが本音)。しかし将来のことを考えると、アプリケーションやドライバ類がWin8.1だと早々に非対応になる可能性もあるし、どこまで本当か分から無いけれどパッケージ版のWindows8からのアップグレードの場合、部品を交換しても再度Windows10の再インストールが可能とMicrosoftから回答されたという報告もあり、それならダメで元々、やってみるか、と、とりあえずWindows10へのアップグレード適用を行ってみました。

まずはノートPCからなんですが、なんどインストールしても起動してWindows10のロゴが出たか出ないかの瞬間にリセットかかってWindows8.1に書き戻されるという現象が繰り返し発生。表示されるエラー番号の情報も表示されないしこりゃダメかとあきらめかけてはいたんですが、結局、ウイルス検知ソフトをアンインストールすることで成功。あらかじめソフトを起動停止にしていたんですがそれだけだとダメだったみたい。結局インストール操作は4回ほど、丸一日かかってしまいました。
その後、デスクトップメインマシンも同様にWindows10へ。
技術的な趣味的には面白かったものの、OS入れ替えても別に操作は変わりませんし何か劇的に良くなるというわけでもないので、それで?ってな感じ。

これでしつこいアップグレード勧誘からもオサラバ、ですが、最近になって「アップグレードを辞退する」ってボタンが増えたので問題なかったのだ、ってのがオチ。