新PC組み立て記その2

これが今回購入した部品の数々です。

マザーボード

PCの実態ともいえるマザーボードですが、mini-ITX規格であること、グラフィックボードは原則オンボード、そのほかの追加カードも原則無し、という制限の中で調べると最近の製品の中では選択肢がほとんど無くCPUもオンボード仕様ばかりでした。
そうなるとCPU性能と搭載可能メモリ量、グラフィック性能がトータル的に高いものとなると、ASRock製N3700-ITXにほぼ自動的に決定。搭載CPUは Quad-Core のPentiumで、2.4 GHz動作。メモリはDDR3最大16GByte、最近のPCのスペックとしては中堅どころぐらいですが、まあ普通に使うには十分でしょう。

ASRock社のマザーボードは今回初めて使用しますが、ネットの評判見ても悪くはなさそうでした。

メモリ

メモリモジュールはマザーボードの仕様が変わると結局買いなおすことになるので、なかなか使いまわすことができません。今回はマザーボードの限界の16GByteまで搭載することにしましたが、2枚挿しの場合相性適合性を考えると同じロットが望ましいのですが、8GByte2枚セットってあまり売っていないのですね。仕方ないので8GByte1枚入りの同一製品を2つ購入。
スペース削減の為、載せられるのはノート用仕様の S.O.DIMM です。こういう所で細かく割高になるのは辛いですね。メモリはマザーボードと相性が出やすい製品ですがこればっかりは賭けになります。
怪しげなノーブランドは選択から外し、マザーボードメーカーの適合メモリ表を参考にして問題なさそうなメーカーの製品を選びました。

光学ドライブ

最近なら当然Blue-Rayかん、と使う当てもないけれどBR-Rを購入。筐体に搭載できるのはノートPC用のスリムドライブです。あまり安いものはないのですが、たまたまPioneerドライブの海外逆輸入品がバルクで安く売っていたのを見つけたので購入。ただし書き込みソフトは別途購入する必要がありますね。
また海外逆輸入なのでメーカーのサポートは受けられませんが、そもそも日本品を買ってもサポート必要な事態になったことがない(壊れたら単に買いなおす)ので、安さが正義です。

ストレージ

OSやソフトのインストール先について、速度を考えるならば今ならばSSD一択なんですが、SSDだけで運用するのも書き込み回数上限を考えるとまだまだ不安です。とは言っても何しろ筐体の容積が小さいのでドライブベイは1つだけ。やっぱり普通のHDDを積むほうが良いのでしょう・・・が、そこをあえてチャレンジ。筐体の隙間にSSDをねじ込んで見ることにしました。なおデータドライブとしての HDDは2TByteのWD製です。HDDの故障率は各製品によって大きく違うので、SeaGateやそのほかのメーカーとどれが良いかは一概には言えませんね。
SSDSanDisk製の480GByte。小型化のために1.8inやmSATA製も検討したのですが、選択肢が少なすぎて断念。普通に2.5in製品を購入しました。

電源ユニット

スペース的に一番なやんだところです。いろいろ調べた結果、過去販売されていた球形PCに積んでいた電源はSFX規格で奥行きは100mmくらいだと予想されましたので、このサイズを選択。
スペース有効活用するためにケーブルはプラグインタイプを選びます。電源容量は一昔前に比べてもこのサイズでもほぼ倍量の400W以上が得られるので助かります。

ディスプレイモニタ

大きさは悩んだのですが、23inを選択。TVのそばにPCを設置するので、将来、大画面表示を行いたくなったときは普通のTVを買い買えるか、小型のプロジェクタを買うか。デザイン性を考えて色は白です。最近はほとんどの製品が黒になってしまって、選択肢が少なかったですね。VESAのモニターアームが設置できるタイプを選択。Iiyama製です。長らく三菱派だったのですが撤退してしまい残念です。

キーボードとマウス

キーボードとマウスは普段使うものなので、そこそこデザイン的にも機能的にもお金をかけるべきというのが私の持論。一度購入したらPC本体よりも長く使うことはよくありますからね。今回はどちらかと言えばデザイン重視。
変なデザインのキーボード+マウスを見つけて注文したのですが、届け日がかなり先で間に合わない可能性があったので、別の小型のキーボードマウスも一緒に買いました。机据え置きと膝置きごろ寝で使い分ければいいかなと。無線だと使い方に自由度がでるのがいいですよね。

さらに実用性はほぼ皆無ですが、ミニカーマウスも一緒に購入。これは完全に遊びです。

スピーカー

変なスピーカー探していて見つけたのがこの野菜・果物スピーカー。PCのスピーカーに音質は期待していません。

OS

Windows10Pro。メモリスティックで配布。これ長らく使わなかったらメモリ蒸発して消えるんじゃないか? まあ、Windowsについてはプロダクトキーさえあれば、本体はダウンロードすればいいから何とかなるか。ダウンロード版にしなかったのは、いちいちインストールメディアを別途作成するのがめんどくさかったから。

なんか箱がすっかり小さくなってありがたみも無くなりました。

次回から組み立てに入ります。続く。