おいしいチャチャチャ!

中国出張は正直いって気が滅入るのだけれども、帰りの空港で土産物を買うのは嬉しい。土産物と言っても自分用だ。
茶は自分の趣味の一つなのだが、なかなか美味い茶葉が近所では手に入らず、何年も前から欲しいと思っていたのだよ、凍頂烏龍茶
ええと、凍頂烏龍茶は台湾の有名なお茶でありまして、中国本土とは関係ないし、ましてや上海などはお茶の産地からも離れているので本来は全く関係ないはずなんだけど、中国をイメージさせる土産物の定番なのか空港には売っているんだよね。中国人は普通に台湾を自国領土として教育受けているらしいし(イメージ的には香港のような、国の中の独立した外国、というものらしい)、自分としては美味しい茶葉が手に入ったので嬉しいのだが何か釈然としないよなぁ。中国本土側では福建省鉄観音とか有名だけど、自分としては凍頂茶がずっと飲みたくて、売っているところを探し回っていたのです。どうも上海近辺ではあまり茶を飲む習慣が無いらしく、どこの店もせいぜいうすい白湯みたいな茶しか出てきません。
さて、そんなで台湾の凍頂茶おいていた上海虹橋空港売店だが、まあなんというか、空港価格で高いのは仕方ないとして、自分がちょっと立ち寄ると途端に「何かお探しですか」と日本語に切り替えて売ってくる売店のおねいさん、「凍頂茶が・・・」と言いかけるとすかさず「これ、これがいいですよ」と一番高い最高級のお茶を押し付けてくる。香港でもマレーシアでもインドネシアでも、なんでどこの国の売店も同じなんだ。いいお茶が欲しかったんでざっと日本円換算して許容範囲だったんで買っちゃいましたけどね。250gで350元。大体6000円くらいか。高っ。
で、久しぶりに中国茶器(これも10年くらい前の台湾出張の際に購入したものだ)を引っ張り出し淹れて飲んでいますが、高いだけのことはありうまい。子供たちも美味しいと飲みまくる。これではあっという間になくなってしまいそうだ。高いのに。

台湾はもっとリーズナブルな値段でいろいろ売っていたよなぁ。あっちの方が食事関係は絶対良かったよなぁ。きっと中国出張が気が進まない理由の一つが、食事が合わないってのがあるよね。ぐしぐし。